台湾で日本人スケートボード選手2人がビルに無断で侵入し、落書きを行ったとして逮捕・送検される事件が発生しました。この件について台湾と日本のハーフであるよーだが詳しく解説します!
事件の概要
台湾メディアの報道によると、20代の日本人男性2人が台北市内のビル最上階に無断で侵入し、外壁やエアコンなどに落書きを行いました。管理人に発見され、警察に逮捕されたとのことです。
彼らは台湾でのイベントに参加するために訪れており、当時酒を飲んでいたとされています。警察の取り調べに対し、「酔っていて面白いと思って落書きをした」と供述しています。
参考記事
影/2日本滑板選手來台旅遊 酒後好玩侵入大樓頂塗鴉遭逮
https://udn.com/news/story/7321/8670189
日本人は誰?
日本での記事では実名報道はされていませんが、台湾の記事では実名で報道されています。

詳しくは上の参考記事で確認してください!



ここではI氏とT氏で解説するよ!
I氏について
日本各地の大会で優勝するのほど実力者であるI氏。
天才と言われ、日本のスケボー界のスター選手であったそうです。
そんな彼ですが、2023年には大麻所持の疑いで逮捕されていた過去もあります。



スケボーの実力はあるけど、素行が・・・
T氏について
I氏よりかは目立った成績や実力はないものの、スケボー界では人気を誇るI氏。



しかし、外国のイベントに出れるほどの実力は兼ね備えていることは確かです!
法的な側面
台湾の法律では、無断で他人の所有物に侵入し、損壊行為を行うことは厳しく罰せられます。今回のケースでは、住居侵入罪と器物損壊罪に該当し、これらの罪で送検されています。
器物損壊罪:5年以下の有期懲役、拘留、または罰金。
住居侵入罪:3年以下の有期懲役、拘留、または罰金。
台湾の刑法第41条によれば、一定の条件を満たす場合、懲役刑を罰金に代える「易科罰金」が認められています。
この場合、1日あたり新台湾ドル(NTD)1,000〜3,000元(約4,800〜14,400円)で計算され、例えば30日間の懲役を罰金に代える場合、30,000〜90,000元(約144,000〜432,000円)となります。



罰金だけで済みそうですね
台湾における落書きの事例
台湾では過去にも外国人による落書き事件が発生しています。例えば、2023年9月にはチェコ人とドイツ人の2人が台中市のMRT車両にスプレーペイントで落書きをし、その後出国してしまったと報じられています。



台湾で落書きニュースを耳にすることが多いね
参考記事
德國及捷克兩外籍男涉塗鴉捷運遭鎖定 台灣警方不排除3案同集團所為
https://www.taiwannews.com.tw/zh/news/4986133
まとめ
今回の事件は、外国での行動がどれほど重要であるかを示しています。
文化や法律が異なる国では、軽率な行動が重大な結果を招く可能性があります。海外での行動には十分な注意と責任が求められます。
台湾に行く際には事前に、文化や法律を調べてから行くようにしましょう!




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