日本と台湾のハーフの筆者が、「はじめての台湾旅行でも安心して楽しめる!」をテーマに、台北の2泊3日モデルコースを2パターンご紹介します。

日本生まれ・日本育ち・台湾留学経験ありだから、きっと満足させられる自信あり!
台北は観光スポットがぎゅっと詰まっているので、短期間でも大満足の旅行が可能です。ただ、「どこを回ればいいか迷う」「九份も気になるけど、行く時間ある?」という方も多いはず。
そこで今回は、
- 台北市内を中心に定番スポットと夜市を楽しむ「市内満喫モデルコース」
- 映画『千と千尋の神隠し』の世界観で人気の「九份観光を組み込んだモデルコース」
この2つのスタイルに分けて、実際に行った体験をもとにご紹介します。
解決すること
・2泊3日を楽しむためのコースがわかる
・初めての台湾旅行で行くべき場所がわかる
・中国語が話せない人でも大丈夫


2コースの簡単な概要
① 台北市内満喫モデルコース(グルメ&台湾の文化観光)
こちらは「初めての台湾だし、定番の台北の観光場所をしっかり楽しみたい!」という方におすすめのプランです。歴史的な観光地から人気グルメまでをコンパクトに回れるので、台湾の魅力をバランスよく感じられます。
特に夜市めぐりは、台北旅行の醍醐味。毎晩違う夜市で食べ歩きをすれば、胃袋も心も大満足間違いなし!



台湾の要所を押さえたコースです!
② 九份モデルコース(インスタ&グルメ)
「せっかく台湾に来たなら、九份に行ってみたい!」という声も多いですよね。こちらは、台北観光の合間に日帰りで九份まで足を伸ばすコースです。



千と千尋の神隠しでおなじみの、あの九分です!
赤ちょうちんが灯る幻想的な街並みは、まるで異世界。特に夕暮れ時から夜にかけての景色は、写真好きなら絶対に外せないスポットです!



学生などの若い人に特におすすめなコースです!
① 台北市内満喫モデルコース(2泊3日)
1日目:空港からゆったりスタート。下町と夜市の台北を味わう


午前〜昼|桃園空港or松山空港から市内へ移動
空港に午前中着を想定しています。
桃園空港ならMRTやリムジンバスで台北駅へ約1時間。市内に近い松山空港ならタクシーで15分程度とアクセス抜群。



桃園空港はLCCが多め、松山空港はANAやJALが多く離着陸しているよ


昼|西門町でランチ&散策
チェックイン後は、まず西門町へ。
台湾の「原宿」と呼ばれ、若者向けのお店や最新のトレンドがずらりと並びます。
ランチは、行列ができる「天天利美食坊」で魯肉飯(ルーローハン)+目玉焼きがおすすめ!コスパ最強です。
こちらを参考にしてね!
天天利美食坊の滷肉飯レビュー!簡単な注文方法と行き方を紹介
https://higashi-l.com/tian-tian-li-review


午後|龍山寺と艋舺エリアをぶらり
西門から1駅の龍山寺駅へ移動し、台北最古のお寺「龍山寺」で旅の安全を祈願。
周辺には、漢方・乾物店が並ぶ艋舺(バンカ)エリアや、ローカル感あふれる「華西街夜市」も。



ローカルな台湾を味わえます。


夜|寧夏夜市で夜ごはんタイム!
1日目の夜は、小規模ながら地元民も通うグルメ夜市「寧夏夜市」へ。
名物の「胡椒餅」や「蚵仔煎(牡蠣オムレツ)」、最後は「豆花」でさっぱり締めましょう。



タピオカミルクティーで有名な「50嵐」も買えるのでぜひ!
タピオカミルクティーを飲む人はこれを買って!


2日目:台北観光ど真ん中!名所&夜市をとことん満喫


朝|中正紀念堂で台湾の歴史にふれる
蒋介石の記念堂である中正紀念堂は、衛兵の交代式も名物。時間が合えばぜひ見てほしい儀式です。
他にも蒋介石の愛車や衣服なども展示されており、台湾の歴史を感じることができます。
昼|鼎泰豐の本店で本場の小籠包ランチ
MRTで東門駅へ移動し、世界的に有名な「鼎泰豐(ディンタイフォン)」へ。小籠包の美味しさは感動もの!
食後は、永康街のカフェや雑貨屋をめぐるのも楽しい時間です。
鼎泰豐はかなり並ぶので、時間がもったいない人は、日本にも支店があるのでそっちで食べるのもありです。
しかも予約ができません。


午後|台北101と四四南村のフォトスポットへ
MRTで信義エリアへ移動し、台北101の展望台へ。
隣接する「四四南村」は、レトロな集合住宅をリノベしたおしゃれな複合施設で、撮影スポットとしても人気。



歴史からの台湾の最先端を味わおう!


夜|饒河街夜市ではしご食い!
2日目の夜市は「饒河街夜市」。観光客にも人気で賑やかな夜市です。名物の胡椒餅やイカ焼き、甘い台湾スイーツまで、何でもあります!



ここには二色豆花もあるので、筆者もよく訪れいています!
3日目:最終日もぬかりなく!朝ごはん&お土産タイム


朝|台湾式朝食を体験!
早起きできたら「阜杭豆漿」へ。ふわふわの蛋餅(卵クレープ)や鹹豆漿(しょっぱい豆乳スープ)は、日本人にも合う味。



小籠包もあるし、台湾式おにぎりもあるから、ぜひ食べてみてね!


午前|迪化街でお土産さがし&カフェ休憩
最後は、台北屈指のレトロストリート「迪化街」へ。
お茶、漢方、ドライフルーツ、おしゃれ布雑貨など、ばらまき用から本格派までお土産が揃います。
昼|ホテルで荷物をピックアップして空港へ
最後にタピオカミルクティーを片手に、台湾に別れを告げましょう。



台湾は渋滞が激しいので、時間に余裕をもって行動しましょう
② 九份モデルコース(2泊3日)
1日目:台北に慣れよう。西門町と夜市で台湾気分を高める!
午前〜昼|桃園空港or松山空港から市内へ移動し、西門町へ
魯肉飯やタピオカドリンク、地元のコンビニグルメを試してみるのも○
午後|中正紀念堂または龍山寺で文化体験
少し歩くだけでも歴史と信仰が感じられる場所。
夜|寧夏夜市で夜市デビュー!
初日から夜市の雰囲気を満喫できます。



1日目とそこまで変わらないです!
2日目:九份へ!映画の世界を旅する1日
朝|台湾式朝食を体験!
支度をしたら「阜杭豆漿」へ。
昼過ぎ|九份へ出発(バス・タクシー・ツアー)
台北駅から直行バスで1.5〜2時間ほど。タクシーや現地発のオプショナルツアーを使えばさらに快適です!



行くには少しハードルがあるので、事前にしっかり調べておきましょう。


夕方|九份老街で台湾グルメ&街歩き
「芋圓(タロイモ団子スイーツ)」や魚丸湯(魚団子スープ)を堪能しながら、基山街をのんびり散策。



休日や夏休みは人でごった返すので、お子さんと行く際には注意してくださいね
午後|阿妹茶楼で台湾茶&絶景タイム
赤ちょうちんが灯る時間帯を狙って訪れると、雰囲気満点!夜まで滞在するならライトアップも見逃せません。



台湾茶を楽しみながら、ライトアップが見れるので、本当に幻想的できれいですよ!
夜|台北に帰る(混雑に注意)
帰りのバスは混雑しやすいので、ツアー利用か、早めの出発がおすすめ。



駅までタクシーで行くのも手です。
3日目:ゆるっと朝活&買い物して帰国へ
朝|ホテル近くの朝ごはん屋さんで鹹豆漿&油條
ローカルな店ほど台湾を満喫できておすすめです!
午前|時間があれば、迪化街や台北駅地下街へ
きっと、前日の九分の疲れがぐっと襲ってくると思います。
マッサージやおいしいものを食べて疲労を回復しましょう!
昼|ホテルで荷物をピックアップして空港へ



①とほぼ同じです!
まとめ:どちらの旅も“正解”!
台北市内型 | 九份追加型 | |
---|---|---|
移動のラクさ | ◎ | △(移動多め) |
グルメ重視 | ◎ | ◯ |
絶景&写真映え | ◯ | ◎ |
初心者向け | ◎ | ◯(ツアー利用なら安心) |
どちらのモデルコースも、台湾の魅力をしっかり味わえる内容になっています。「短い日程でも思い出をしっかり作りたい!」という方は、旅の目的や好みに合わせて、ぜひプランを選んでみてくださいね!






コメント