台湾は7月〜10月にかけて台風シーズンに入ります。特に夏休みや連休に旅行を計画している方にとって「台風が来たら飛行機はどうなるの?」「帰国できない場合はどうすればいい?」と心配になりますよね。
この記事では、台湾在住者の目線から 台風時の飛行機の運航状況、帰国方法、旅行者が知っておくべき注意点 を解説します。
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台風が来たら飛行機はどうなる?
台風が接近すると、飛行機は欠航や遅延になる可能性が高い です。
例えば・・・
2025年9月24日 台風18号では、台湾に直撃はしていないものの、台南や花蓮で大雨により甚大な被害を受けました。
その時の進路はこちら。台北は黒丸の場所です。

気象庁より
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/40.397/135.945/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon
台北近くにある「桃園空港」では、台風当日は欠航、次の日はフライトに遅延が起きていました。


桃園空港フライト情報より

当日、台北では強い雨が断続的に降っていたけど、いつも通り公共交通機関は走っていました。

高雄では台風休みが発令された町もあったとか。
台風休み(颱風假)が発令されると、フライトの延期や中止が出る可能性が高いです。
帰る方法はどうする?
もし台風で予定していた便が欠航になった場合、帰国方法は以下の通りです。
翌日以降の振替便に変更
航空会社の窓口やアプリから変更できるケースが多いです。しかし、台風当日は電話や問い合わせが繋がらないことが多いため注意が必要となります。
他の航空会社の便を予約
日本の航空会社がフライトを中止の場合でも、他国の航空会社が運行している可能性があります。ダメ元で空港に行ってみるのも手です。
前日に他国や日本へ避難する
これが一番安全で確実です。少しでも安心を取りたい人は、台風の前日に日本へ帰りましょう。
台風時の注意点
台風休み(颱風假)の発令
台風休みが発令された場合、出社・出勤・登校ができなくなり、お店が開いておりません。
そのため、旅行客にとって、食事や交通手段に困ることになるため注意が必要です。
災害に注意
台風の影響により、崖崩れやダムの崩壊などが発生します。
実際には花蓮に台風は直撃はしていないものの、洪水が発生してしまいました。
花蓮でせき止め湖あふれ出す 光復郷で洪水 2人行方不明/台湾
https://japan.focustaiwan.tw/society/202509230009
ホテルは延泊できるか事前に確認
まずはホテルに確認しておきましょう。

追い出されることはないとは思いますが、値段や条件等変わるかと思います。
台風シーズンの旅行対策
- 航空券やホテルは キャンセル可能なプラン を選ぶ
- 海外旅行保険 で「旅程変更補償」があると安心
- LCCの場合は特に、欠航時に備えて 予備日を1日追加 するのもおすすめ

7月〜10月にかけて台湾に行く予定の人は保険をしっかりかけておきましょう!
まとめ
台湾旅行中に台風が来ると、飛行機は 欠航・遅延が当たり前。
しかし、落ち着いて航空会社の情報を確認し、ホテル延泊や便変更を行えば大きなトラブルは避けられます。
- 欠航時は翌日以降の振替便に変更
- 外出禁止になるのでホテルで安全に過ごす
台風シーズンに台湾旅行を予定している方は、この記事を参考に リスクを想定した旅行計画 を立ててください。

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