2023年、ついにTOCFL B2に対応した単語集「台湾華語単語さらなる2700」が発売されました!
個人的にはTOCFL C1の対策にも十分使えると考えています!
そこで、この単語集を用いてTOCFL C1に合格した筆者が、約半年間使用した感想を踏まえながら、レビューしたいと思います!
↓TOCFL C1に合格した筆者のやったことを書いてあるので気になった人はぜひ!
台湾華語さらなる2700とは
著者 林 虹瑛
出版社 アスク出版
発売年 2023年
対象レベル TOCFL Band B2 / 中〜上級者
はじめの1000、つぎへの1400の次のレベルとして発売されている単語集です。
構成は前作と変わりはなく、右ページに単語、左ページに例文となっています。
しかし、単語数は前作と比べて2倍近く増えました。かなり覚えがいのあるボリューミーな単語集に変化を遂げました!
TOCFL C1合格に必要とされる単語数が8000語
はじめの1000、つぎへの1400、さらなる2700を合わせて5100語です。
しかし、左のページの新出単語として載っていないが、右ページの例文では見たことのない単語が載っていることが多く、それらも合わせると、3シリーズで7000語近くの単語力はついているのかなと思います。
そのため、TOCFL C1全てに対応しているわけではないですが、C1に合格する可能性を高めてくれる単語集とも言えます!
おすすめ理由
TOCFL B2、C1に対応している単語集がこれしかない
TOCFLは対策がしづらい理由の一つとして言われているのが、対応している参考書や単語集が圧倒的に少ないということです。
TOCFL対策で発売されている単語集で、1番難易度の高い単語集はこれだと思います。
日本でTOCFL対策をしている人にとっては、強い味方になってくれること間違いなしです!
C1リスニング対策ができる
実際に筆者は右側の例文を覚えたことで、聽力で55/80点を取ることができました!
テストでは体感として、半分近くは聞き取れていたかなと思います。単語集の例文とテストのリスニング内容は似ているわけではないですが、単語・文章レベルとしては似ているのかなと思います。
そのため、リスニングが苦手という人はぜひ、この単語集から始めてみるのもいいかと思います!
ダメなポイント
高い
このシリーズは全てが高いです💦
税込3520円します。
しかし、2700もの単語数が載っていると考えれば割安なのかとも思います。
発売されて1年しか経っていないため、中古ではあまり流通していなく、新品で買うことになりそうです。
持ち運びしにくい
前作、前前作と比べて単語集が2倍近くになっため、2倍近くの厚さがあります。そのため、持ち運ぶ時に重量感は感じます(笑)
だいたい、金フレの2.5倍くらいの厚さかなと思います。
文章を読んだり、覚えたりなど学習上では支障のない重さ・厚さかと思います。
学習方法
中級~上級レベルになると日本語では使わない漢字や、発音が難しい単語がたくさん出てきます。特に、さらなる2700ではかなり難しい漢字が出てくるので、目で見て慣れていきましょう!
2700語もあるので、音源をひたすら聞いて、まずは感覚で覚えましょう。前作と2倍も単語数がある&難しいので、心が折れないやり方でやりましょう。
文章のレベルも高く、リスニング対策に最適です。全部、聞いて瞬時に情景が想像できるようになるようにしましょう。そのためには、自分で発音できるようにならないと無理なので、発音や発声に不安がある人は、しっかりとこのタイミングまでに直しておきましょう!
最後に
TOCFL C1は台湾大学や清華大学、成功大学など、台湾トップの国立大学に合格したい人は、目標にしているレベルかと思います。
この単語集を完璧にすれば、きっと合格に近づくかと思います。
膨大な量で、筆者も途中何度も心が折れましたが、地道にコツコツとやれればC1は合格できると思います!
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