親日であり、治安もよく、物価もそこそこ安い台湾。
台湾は、中国語こそ繁体字を用いており、中国の簡体字とは違いますが同じ中国語です。
中国語を学びたいけど、日本では限界を感じていたり、中国語圏で留学を経験したいという人は多いと思います。
そこで、台湾師範大学の語学センターで短期留学をしていた筆者が、台湾師範大学語学センターを体験談を含めて紹介します！
中国語を学びに留学に行きたい！と考えている人や、大学1年生の人にぜひ見てほしい内容となっています！
ポイント
・台湾師範大学は台湾で中国語教育における1番歴史のある学校
・台湾は日本語がある程度通じるので、初留学にピッタリ！
台湾で中国語を学ぶメリット・デメリット
メリット
初学者でも安心
台湾は、以前は日本が植民地にしていた歴史もあり、日本語に馴染みのある国の1つです。あちらこちらで日本語は見かけますし、日本語を話せるおじいちゃん・おばあちゃんがたくさんいます。そして何より親日国であるため、観光地や有名な場所では日本語に対応しています。
そのため、英語や中国語に不安のある人、日本語しかできない人でも、留学のハードルを下げてくれます。
Yuta文化も日本と似ており、時差も1時間だけであるため、比較的、暮らしやすいです。
気候は夏こそかなり暑いですが、一年中温暖です。
日本食チェーン店や日本のラーメン屋、大手ファストフード店もたくさんあるため、現地の食に不安を抱えている人でも、日本でも食べている食事のような選択肢を選ぶことができます。
Yuta発音や漢字が日本語に似ている
台湾の中国語は「h」の発音をしない人が多く、形容詞の語尾につく「r化」もないです。そのため、日本語の発音と似ていて、発音に苦しむことが比較的少ないです。
また、台湾は「繁体字」と呼ばれる、書き数の多い漢字を使います。日本語と共通している漢字も多く、「簡体字」に比べれば最初に覚える労力は少ないです。
台湾の友人デメリット
一般的な中国語ではない
一般的な人が想像する中国語は簡体字で、中国人が話す中国語だと思います。HSKや中国語検定はこちらです。台湾はTOCFLであるため、少しマイナーな試験となります。しかし、中国人と台湾人でコミュニケーションは取れますし、繁体字と簡体字は基本的には台湾人と中国人は読めるため、大きな壁・デメリットというわけではないです。
HSKや中国語検定を重視している大学や仕事に就きたい人にとっては少し手間となるかも
留学らしさが薄い
日本の文化を強く受けていたり、観光地には日本語があちらこちらで聞こえるほど、日本感があります（笑）
日本の化粧水や家電、日用品が売られているため、日本と同じような生活を送れます（笑）
ヨーロッパやアメリカのような、THE留学に憧れている人には物足りないかもしれません。
台湾師範大学とは
台湾師範大学語学センター
創立 1956年
学生数 毎学期1700名
国 世界80ヵ国以上
（参考 http://www.mtc.ntnu.edu.tw/jap/introduction.htm）
中国語教育において、台湾で1番の歴史があり、世界各国から留学提携校として指定されている台湾を代表する語学学校です。
特に教育学部の外国語教育に力を入れている教育機関であり、台湾で用いる中国語の教科書やワークのほとんどが、この大学が関わっているほどです。
たくさんの留学生と英語で話したり、友達を作ったり、新しいもの触れる機会を得たい人にはとてもいい場所です。
学費・生活費はどのくらい？
3ヶ月 集団クラス 10万円（最安）
少人数クラス 15万円（最高）
1ヶ月の食費 3万円
住宅費 3万円
雑費 0.5万円
※あくまで筆者の場合です。
感覚としては、生活費は日本とほぼ同じ、もしくは少しだけ安いというくらいです。現地の人と同じ生活をするならの話です。日本製のものを使ったり、少しいいものを使いたいという人なら、日本より高くなります。
特に、住宅費が台北だと高いです。
基本的に台湾の学生はシェアハウスや寮で生活をしています。抵抗がある人は多いかもしれませんが、慣れるととても楽しいのでお勧めです！
他におすすめの語学学校は？
台湾大学語学センター
台湾で1番賢いとされる大学「台湾大学」の語学センターです。授業料は1番高いですが、授業の質がよく、賢い学生が多いという噂です。
成績や中国語レベルによっては、大学生と同じ授業を受けられる制度があるらしく、中国語レベルが中級者以上だとより楽しい語学センターになるかもしれません。
もちろん、中国語初級者でも問題なく中国語を教えられる環境が整っています。
台湾の未来を担うエリートたちと一緒に学んでみたい、学問を学びたいという人にいい場所です。
中国文化大学語学センター
この語学センターの特徴は1ヶ月単位で入学することができ、そして授業料がかなり安いことです。そのため、自由度の高い語学学校として有名です。
夏休みの1ヶ月だけ、ワーホリも兼ねて留学したいなど、中国語学習のほかにやりたいことがある人にとってはいい場所です。
「遊学」したい人にとっては欠かせない選択肢の一つになると思います！
最後に
留学は基本的に一度きりのチャンスです。存分に悩み、色々な人に相談し、自分に合った留学先を見つけてください！
このサイトでは、台湾について紹介しています。
台湾で使われる繁体字の中国語テストや、留学についての記事などありますので、ぜひ読んでみてください！
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