中国語力0からTOCFL C1(流利級)合格への道のりを解説!(2024年版)

TOCFL 流利級 証書

2024年3月31日実施のTOCFLでC1に留学経験3ヶ月で合格した筆者が、どのような勉強法で合格し、苦労したこと、おすすめの参考書などを教えていきます!

↓こちらでTOCFLのテストについて書いてあります!

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目次

中国語勉強歴

 筆者は台湾と日本のハーフで、日本で生まれ、日本で育ちましたが、大学1年生まで、中国語を学んできませんでした。そのため、大学入学時の中国語力はガチで0でした!挨拶くらいしか知っている単語はなく、声調なんかいっさい知りませんでした。台湾人の母親の日本語力がほぼネイティブだったこと、日本に台湾人の親戚がいるわけでもなく、中国語に触れる環境がなかったのが1番の要因かと思ってます。

2019年の中国語レベルは0

Yuta
なぜ幼少期から中国語を親は教えてくれなかったのか・・・

大学入学後、第二言語として中国語を選択し、計2年間、単位を取るために、必要最低限の中国語の勉強しかしてきませんでした。そのため、評価は最悪😅

自分の進路について考えた大学4年の春、「台湾の大学院で勉強がしたい」と考え、中国語を本気で学び始めます。

しかし、その時のレベルとしては、コミュニケーションは全く取れず、簡単な文章を読むくらいしかできなかったです。
HSK2級さえ受かるか怪しい程度からのスタートでした・・・

2022年8月の中国語レベルはHSK2級、TOCFL A1程度

Yuta
ただの無謀でバカです・・・

そこから大学卒業まで、独学で、 1日平均3時間ほど勉強していましたが、HSK3級、4級程度の実力しかつかず、危機感を感じ台湾へ短期留学しに行くことになります。在学中、自身の研究、卒業論文、地域活動などにより、思ったより中国語の勉強はできませんでした。

大学卒業後、台湾短期留学前に受けたTOCFLでは、Listening はA1、ReadingはB1でした。リスニングはほぼ聞き取れず、リーディングはわからない表現や単語が多すぎて、根拠のない回答ばかりしていた記憶があります。

2023年3月の中国語レベルはTOCFL Listening はA1、ReadingはB1

台湾留学後に受けたTOCFLではListening B1、Reading B2でした。総合ではB1でした。リスニングが大きく伸びたという印象で、それもそのはずであり、留学中はリスニングをメインに勉強していたからです。
リーディングが伸びた要因は、単語力が上がり、スラスラと文章が読めるようになったからだと思います。

台湾留学から半年後に受けたTOCFLでなんと、総合でC1に合格しました!!
台湾留学後からは、ほぼ毎日、台湾人と 1時間は中国語と日本語でお互いに話す機会を作り、座学においても、YouTubeで新しい単語や表現を勉強していました。

2024年3月の中国語レベルはTOCFL C1

学習してきた本

STEP
大学1年-大学4年まで

いぶこみ中国語、HSKの練習問題
→簡体字を大学で学んでいた。

STEP
大学4年から

TOCFL単語集 はじめの&つぎへの
→繁体字に慣れ始める。

STEP
大学卒業後

TOCFL問題集 1冊
→TOCFLというテストの対策を始める。

STEP
台湾留学中

當代中文1-2
→発音や台湾と中国の中国語の違いを知る。

STEP
台湾留学後

TOCFL問題集2冊、模擬練習、単語帳1冊、當代中文3-4
→TOCFL C1合格へ、TOCFL対策をしっかりやる

使用した本の参考リンク一覧

・華語教科書
當代中文課程1-5
http://www.mtc.ntnu.edu.tw/jap/book/A_Course_in_Contemporary_Chinese.html

・文法参考書
初級テキスト 日中いぶこみ広場
https://text.asahipress.com/chinese/detail.php?id=1038

・TOCFL単語集
台湾華語単語 はじめの1000
台湾華語単語 つぎへの1400
台湾華語単語 さらなる2700
https://amzn.asia/d/2y0wGOm

・TOCFL問題集
The Ultimate Guide to CHINESE Vocabulary &TOCFL 進階篇
The Ultimate Guide to CHINESE Vocabulary &TOCFL 高階篇
https://amzn.asia/d/aPtfLG6

・TOCFL模擬テスト
https://tocfl.edu.tw/index.php/exam/test/page/1

勉強法

私がしてきた勉強法(笑)は3時期に分けることができます。(あまり参考にはならないけど・・・)

①基本単語を覚え、ラジオをひたすらただ聴く。文法をなんとなく頭に入れる。

ラジオはただのモチベのために聴いてました(笑)
文法は大学でほぼ強制的に教えてくれ、基本単語も同様に教えてくれました。

②発音をしっかり覚え、speakingの練習をする。

日本語にはない中国語の発音があります。それがわからないと、リスニングは全くできるようになりませんでしたし、そもそも覚えられません。そのため、発音はしっかり最初のうちに学ぶ必要があります
スピーキングの練習をすることで、自分の頭の中で考えている音(つまり記憶している時の音)と耳から入ってくる音の違いのずれを修正することができます。

③リスニングでわからない音や聞き取れない音を集中的に鍛える。会話を通じて中国語の表現に慣れる。

 中国語の発音には個人差があります。eの発音が特に訛りのような感じがあります(個人的に)。他にも台湾のいる人々はhの発音やrの発音をしない人が多いですが、中国にいる人はしっかり2つとも発音する人が多いです。
TOCFLではhの発音をしっかりするので、私にとっては馴染みのない音であったので、1番苦労したところです。
 また、台湾の人と会話を通じて単語や、表現を学ぶことで、テストの会話パートの対策にもなりますし、何より、中国語に対するモチベがかなり上がります!!!

反省点・後悔

発音をしっかりやればよかった

1番の後悔です。所詮、TOCFLはリスニングとリーディングだけだし合格するだけなら、発音いらないだろうとたかを括っていました。しかし、実際は、日本語にはない発音に苦しみ、耳で聞いても、理解が瞬時にできていませんでした。そのため、リスニングの点数は上がらず・・・
文法を学ぶことよりも先に、発音をしっかりやることが大切だと思います。

周りをもっと頼ればよかったこと

日本語を学んでいる外国人は、母国語と日本語の違いについて理解があります。そのため、彼ら・彼女らの使っている単語を学ぶことで、頻出単語として覚えることができます。また、レベルに応じて、会話のレベルも調整してくれますし、何より、思った以上にバカにされないです。
理屈で覚えるよりも、言語は理屈では罷り通らないことも多いので、慣れながら学ぶといいと思います。

最後に

自分に足りないところを日々見つめ直し、考え、時にはアドバイスを求めると、成長が早く、効率的に中国語が上達すると思います。
今の時代、YouTubeにもいい教材が載っているので、それを参考にするのもいい手段の1つです!(私も毎日YouTubeを見ながら中国語を学んでいます!)

お互いに中国語学習を頑張りましょう☺️

このサイトでは、台湾や中国語学習において役立つ情報を載せています!ぜひ定期的に見てみてください!

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この記事を書いた人

台湾に留学経験がある日台のハーフが、台湾に関する知られざる情報を発信!
日本で生まれ育ったため、日本語ネイティブ。日本人向けのサイトです!
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