若者の街・西門町(萬華区)の成都路を歩いていると、どこからともなく芳醇なコーヒーの香りが漂ってきます。そこにあるのが、ガイドブック常連の「蜂大咖啡」……のすぐ隣に佇む、もう一つの伝説的名店「南美咖啡(Nanmay Coffee)」です。
よーだ隣に位置していて、見た目もどちらも古いから、どっちがどっちだがわからなくなる・・・
しかし、実はこの南美咖啡、1956年創業という「台湾で最も早くコーヒーの生豆を輸入し、初代焙煎師となった男」が作った、台湾コーヒー界の真のパイオニアなんです。
今回は、現地に通い詰める筆者が、南美咖啡の歴史やノスタルジックな店内の様子、そして絶対にお土産に買って帰りたい自家焙煎豆の魅力までを徹底的に現地レポートします!
【日本生まれ・日本育ちの日本×台湾のハーフ】
⭕️台湾に長期滞在中⭕️
⭕️日台両方の文化に精通⭕️
台湾で失敗・損しない情報を満足できるように提供します!
台湾コーヒーの歴史を創った「南美咖啡」とは?

西門町のランドマーク「西門紅楼」や「レインボー」のすぐ近くにある南美咖啡は、一歩足を踏み入れると、一瞬で昭和の純喫茶のようなノスタルジックな世界に引き込まれます。
よーだここだけ時間が流れていないみたいな感じ
創業者の王振富さんは、第二次世界大戦中に訪れた海南島でコーヒーの美味しさに魅了され、戦後、台湾でまだコーヒーが一般的ではなかった時代に輸入・焙煎の道を切り開きました。
台湾の友人海南島(ハイナンとう)は「東洋のハワイ」とも称される中国最南端の島だよ!
店名の「南美(ナンメイ)」は、彼が最初に開拓して輸入したのが南米(南アメリカ)の生豆だったことに由来しています。
南美・・・南美洲(中国語)→南アメリカ
目の前で最新のトレンドが移り変わる西門町で、50年以上(前身の商店から数えると70年近く)もの間、地元の老若男女に愛され続けている、老舗コーヒー屋です。
【店内の様子】昭和レトロな店内で過ごす、贅沢な時間
階の店頭では、昔ながらの焙煎機や世界各国のコーヒー生豆がずらりと並び、量り売りが行われています。イートインを伝えると席へと案内されます。


メニューはこちら!英語メニューもありました。

特級南美を頼んでみました。

よーだこんな歴史のあるお店で100元(500円)で飲めるのはすごい・・・
コーヒーは少し苦めだなと感じました。
味わいは深く、これが100元?!?!と思わせるクオリティーです。
台湾の友人友達と小一時間コーヒーを楽しむには、良すぎる空間でした!
比較!お隣の「蜂大咖啡」とどっちに行くべき?
台湾旅行のガイドブックを開くと、必ずと言っていいほど「蜂大咖啡」が紹介されています。すぐ隣同士にある2つの老舗、どちらに行くべきか迷う方も多いはずなので、以下でまとめてみました。
| 特徴 | 南美咖啡(Nanmay Coffee) | 蜂大咖啡(Fong Da Coffee) |
|---|---|---|
| 客層と雰囲気 | 地元の常連さんが多く、比較的ゆったりと落ち着いたレトロ空間を楽しめる。 | 観光客に超有名。常に大行列で、活気がある(やや騒がしい様相)。 |
| お土産・名物 | 世界中から集めた「自家焙煎豆」の品質と種類の豊富さが強み。個パックもある。 | 店頭のガラス瓶に入った「合桃酥(くるみクッキー)」などの伝統中華菓子が有名。台湾豆コーヒーがある |
【筆者の本音アドバイス】
中華菓子と台湾豆コーヒーなら「蜂大咖啡」、
台北の日常に溶け込んで純粋に美味しいコーヒーをゆっくり味わいたいなら「南美咖啡」
です!
蜂大咖啡のレビューはこちら!

南美咖啡で「最高のコーヒー豆」をお土産にする方法


1階の売店は、台湾のコーヒーマニアが買い付けに、自分がお会計している時も、何人もお買い求めていました。
台湾の友人バラマキ用にドリップバッグもあるのが嬉しいポイント!
お土産でコーヒーについて考えている方はこちらを参考に!

まとめ:西門町の歴史を五感で味わうなら「南美咖啡」へ
最新のカルチャーが交差する西門町の中で、昔ながらのスタイルと本物の味を守り続ける「南美咖啡」。
台北旅行のリピーターの方も、初めての方も、次の旅ではぜひこの扉を開けてみてください。激動の台湾を支えてきた、深く、完璧な一杯があなたを待っています。
すぐ近くには台湾ドーナツのお店もあるので、合わせてチェックしてみてください!


コメント